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2017年12月4日月曜日

ビットコインキャッシュ(BCH)とは、坂本龍馬である。


最近、現ビットコインであるsegwitの値動きも怪しくなってきていますね。


日本の夜明けあたりを狙っているあたり、のんきに寝ロングしている日本人のロスカットを狙いに来ているような明らかな日本人狙いの攻撃とも感じてしまいます。

それなのに、日本では、相も変わらずsegwit(現ビットコインを敢えてこう呼ぶことにします)が人気です。



最近では、ビットコインキャッシュ(BCH)を支持する人も増えてきたと実感しますが、まだまだビットコインを支持する人の方が圧倒的です。

あんなに暴落しても「いつか上がる」と呑気に買い増し、また暴落したのに、また買い増し。

完全に海外の大口のエサにされている状況です。



機能面でも、将来性でも優れているのは世の中に出回っている情報を見て頂ければと思うのですが、segwit(現ビットコイン)派の人は、

「はいはい、BCH信者おつ」

「高値で握ったからって、上げようと必死。笑」

と聞く耳を持ってくれないんですよね。。

むしろ、助けてあげようとしているのに。。

だって、日本円が外貨の養分になっているんですよ。



だから、ビットコイン派の人には、まず「聞く耳」を持ってもらうことが大切と思います。

そのため、分かりやすい例え話を用意してみました。

ぜひ、segwit(現ビットコイン)派で聞く耳を持っていない人をみたら、ぜひ「何も結論を知らせずに」この話しをしてみて下さい。



日本でも大人気の、坂本龍馬のお話です。

※龍馬の専門家ではありませんので、「歴史的に違う!」といった部分もあるかと思いますが、お伝えしたいのは龍馬の話ではありませんので、あくまで例えとして間違いは聞き流して下さい。




特は幕末。

徳川家が敷いた完璧な社会の仕組みによって、世の中は平和に守られていました。

しかし、そんな平和な世の中も、何代にも世襲が繰り返されるごとに徐々に仕組みが古くなり、昔からの家柄に権力が宿るなど、仕組みに歪みが出てきました。



そんなとき、ペリーが黒船に乗って日本にやってきます。

今すぐ、日本を開国せよと。

自分の国だけを考えていればよかった時代も変わり、世界を意識しなければならない時代になりました。



しかし、旧態依然とした世の中。

「異国人なんて滅ぼせ!」と聞く耳を持ちません。

新しい変化に適応しようともしないのです。



もう徳川に任せてはいられない。

中央政権を倒すため、日本の至る所の「有志」達によって、倒幕運動が水面下で生まれました。



世の中をもっとよくしたい。

そんな思いで生まれたはずの討幕運動。

坂本龍馬も、土佐で生まれた土佐勤王党の一員としてこの流れに乗る形となります。



しかし、その討幕運動も、だんだんと空気がおかしくなってきてしまいます。

「戦で徳川を倒すのじゃ!」

「徳川に代わる大名は、うちなのじゃ!」



世の中を良くするためだった運動は、様々な人の思惑が交錯し、私利私欲が働く運動になりつつありました。

気に入らない人はすぐに斬る、といった事件も多く生まれてしまいます。

意見の合わない人は、すぐに攻撃をしてしまうのです。

社会をよくするかどうかより、個々の思惑が勝ってしまってきたのです。



そのような流れに違和感を感じた坂本龍馬は、この倒幕派の「主流」から離脱します。

独自で、「世の中を良くする」ことを目的とした小さな組織を作り上げるのです。

それが「海援隊」ですね。



勝麟太郎を師と仰ぎ、米国の「民主主義」こそが「世の中を良くする」原点だと理解します。

そして、世の中の止められない動きを縛り付けて抗うのではなく、開国して海外から技術という資源を吸収するべきという結論に至ります。

そうして、戦をしない民主化のために動き出すのです。



もちろん、はじめは誰も相手にしてくれません。

むしろ、倒幕派から抜けた龍馬は「裏切り者」とまで揶揄されるようになりました。

中央政権からは、謀反者として指名手配をされるほどでした。



しかし、それでも日本中を駆けずり回り、地道な活動を続けていくことで、着実に理解者を増やしていきました。

徳川側の松平春嶽候の援助を得て、に長州藩、薩摩藩。

そして、自らを蔑んだ土佐藩までも。


徐々に流れが変わってきます。

そして、十分に「負けない理由」がなくなったところで、大政奉還を迫って見事に徳川家に政権を天皇に返還させることに成功したのです。

日本の民主主義のはじまりですね。





さて、これを聞いてどう思いましたか?

登場人物は、大きく徳川家(中央政権)、過激な倒幕派、開国派(龍馬)です。

明らかに、龍馬に共感をするのではないでしょうか。





この時代で起きていることは、ビットコインで起きていることととても似ていると思います。



徳川家という中央政権。

これは、即ち法定通貨ですね。

決して仕組みとして崩壊しているわけではないものの、古い仕組みで無駄が明らかに多いです。



それに対する討幕運動。
これが即ち、広義な意味でのビットコインですね。

法定通貨の無駄をなくすために生まれた新しい通貨です。



そして、倒幕過激派。

はじめは大きな大志のもとで動いていたはずが、徐々に目的よりも私利私欲が大きくなってきた人経つ。

これこそがsegwit(現ビットコイン)です。


送金づまりや高い手数料問題を放置しながら、長期的に暗号通貨の価値を下げるとしか思えない分裂を繰り返す。

他の通貨が値上がりしそうになると、大量の売り浴びせで、出る杭を打ち続ける。
自らが値下がりすると、他の通貨も道連れにする。

とても、社会全体を考えた動きとは思えません。



そして、ブロックの外にデータを置くsegwitを採用して、そもそもの目指していた「社会の形」であるブロックチェーン技術も放棄。

これにより、暗号通貨の強みであった不可逆性がなくなり、可逆性が生まれリプレイアタックなどセキュリティ面も低下。

もはや、segwitが目指したい社会は何なのか、まったく見えません。




このような倒幕過激派と決別をしたのが、坂本龍馬。

これこそが、ビットコインキャッシュなのです。

旧ビットコイン(分裂前)の仕様では、処理に限界が来ていることは分かっていました。

それなのに、旧ビットコイン主流派は、自らの利益のためにブロックサイズの拡大を拒否。


これでは、元々のビットコインの目指していた社会が実現できない!

ビットコインは、あくまでブロックチェーンの中で実現して初めて価値を持つ!


といった信念のもと、分裂したのです。




はじめは、当然理解されません。

なぜなら、少数派なのですから。

ビットコインキャッシュも、誕生してすぐは値が上がりましたが、すぐに暴落ししばらくは3万円代をウロウロとしていました。

もはや、誰からも相手にされません。



しかし、地道な活動の結果、そして、明確な未来へのロードマップを提示し続けた結果。

理解者は、どんどんと増えています。

だって、仕組みは理想的なのですから。


日本でも、あの巨大なSBIグループが指示をするなど、後から参入してきた人たちは、ほとんどがビットコインキャッシュを支持しています。

なぜなら、今「ビットコイン」と呼ばれているものは、私利私欲によって運営され、その回りにいる人たちも「自らが儲けたい」といった私利私欲で集まっているからです。

とても、「汚い」社会です。




まして、現在のビットコインは、すでに一部ブロックチェーン技術の外にあるため、本来のビットコインの形ではないのです。

なぜ、ビットコインと名乗っているのか。

それは、「多数派」だったからです。

多くの人が「segwitがビットコイン!」と呼んだから、ビットコインと呼ばれているだけなのです。



幕末の時代も、「攘夷!」と叫ぶ人が多ければ攘夷が主流となり、「倒幕!」と叫ぶ人が多ければ社会は倒幕に動く。

そして「開国!」「民主化!」と叫ぶ人が多くなれば、世の中がそのように動くのです。



今のビットコインは「倒幕!」「徳川を倒せ!」といった本質を見失っている段階です。

しかし、ビットコインキャッシュという坂本龍馬が着々と支持者を集めており、世の中が変わる日は、着々と迫っている雰囲気が出てきました。

今はまさに、龍馬が水面下で日本中を駆けずり回っている段階なのです。




また、ビットコインキャッシュは、「ジハンコイン」と揶揄されているほどマイナーが偏った通貨ということが問題視されていますね。

でも、これって、しょうがないのです。

だって、当初ビットコインキャッシュを支持した開国派は、あまりに少なかったのですから。

でも、この問題は時間とともに解決します。


だって、日本だけでも、GMOやDMM、SBIといった巨大グループがマイニングをはじめ、普及すれば世界中にマイニングを行う人が出てきます。

どう考えたって、マイナーは分散していきます。



そんなことよりも、少しビットコインキャッシュが値上がるとすぐに攻撃して潰そうとする。

意図的に価格を釣り上げて、値上がったところで売り抜ける、といったやりたい放題のsegwit(現ビットコイン)の方が、問題です。




このように、日本人は坂本龍馬が好きなのですから、ぜひ目を覚まして少しでも早くビットコインキャッシュに移動してほしいと願っています。

龍馬にいち早く賛同した人が、明治政府で重要な役割を担っているように、早くから支持していた方が、リターンも大きいです。



もちろん、これを理解した上でsegwitを支持するのであれば、もう止めませんが、暗い未来しか待っていないのではと心配しています。





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2017年11月29日水曜日

BTCとBCHの争いの真実。ビットコインキャッシュは既に勝ち筋に乗っている。

ビットコイン(BTC)の暴騰が止まりませんね。

正直、40万円を超えた辺りから、もう倍々ゲームは起きないだろうなと考えていましたが、まさかの1ヶ月で2倍です。



ビットコインキャッシュ(BCH)の暴騰に始まり、その勢いのままビットコインキャッシュが本家ビットコインをに取って代わろうと襲撃。

しかし、それを跳ね除けて勝ち残ったビットコイン。

ビットコインゴールドといった怪しげな分裂をするも、先物で意外としっかりとした値段が付く。

ビットコインとビットコインキャッシュの反比例関係が確立。

そんな不安定な両者を嫌ってか、イーサクラシックが暴騰したと思うと。イーサリアムが急激に上昇。さらん、イーサクラシックも遅れて再上昇。

静かだったビットコインキャッシュが再上昇し、ビットコインを食うかと思うとビットコインも下がらずビットコインキャッシュも維持。

そして、落ちる落ちると言われていた本家ビットコインのここに来ての爆上がり…。



本当に、2017年11月は、暗号通貨にとって歴史的な月になりました。




そんな中、ビットコインキャッシュだけが他と連動しない動きをしていますね。

ビットコインが上がると、他のアルトコインもこぞって上昇しますが、ビットコインキャッシュだけが減少なんてことも多いです。


これだけを見ると、「ビットコインキャッシュはオワコン…」と悲観的に思ってしまい、実際にそのようなコメントがTwitterなどでも多いですね。

しかし、この動きは、私はむしろビットコインキャッシュの強さの現れだと感じています。


このようなことを言うと、ビットコインキャッシュ妄信的な信者とレッテルを貼られてしまいそうですね…。

ただ、私なりに今BTCとBCHで起きていることの真実について、思い込みと言われてもいいですが確信している背景があります。

テクニカル的なお話ではなく、理屈を一つ一つお話ししたいと思います。

※ところどころ間違っているところはあると思いますが、大筋の理解を読みとって頂ければ幸いです。




まず、ビットコインキャッシュが他のアルトコインと全く一緒で、ビットコインの子分であれば、他のアルトコインのように暗号通貨市場全体の上昇と合わせて上がるはずです。

それでは、なぜビットコインキャッシュだけが上がらないのか。

しかも、ビットコインキャッシュには、強大な支持者と熱烈なファンがいるのにも関わらず。



答えは、一つしかありません。

それは、意図的な攻撃をされているからです。

それは誰か。

もちろん、本家ビットコイン側の人間ですね。




他のアルトコインが上がる理由は簡単。

前述の通り、暗号通貨市場自体が膨れ上がっているからです。

日々、市場が大きくなっているのですから、理由がなければ上昇するのです。

ビットコインとしても、多くのアルトコインは敵として見なしていないですから、スルーしています。

つまり、「強い通貨」として見なされていないので、上がっているのです。



それでは、なぜビットコインキャッシュは、敵対視されているのでしょうか。

それは、ビットコインキャッシュが「脅威」だからです。


それでは、「脅威」とは何か。

ズバリ、ビットコインキャッシュの方が、「優れている」からです。


会社の上司だって、従順な一般社員よりも、抜かされるかもしれない能力のある新人を潰すのと同じですね。




どう「優れている」かについては、至る所で話されているので、ここでは敢えて省略しますが、ビットコインキャッシュはビットコインより優れているからこそ、攻撃対象となっているのです。

そうでなければ、ビットコインがビットコインキャッシュを攻撃する理由がありません。



それでは「優れている」のに、どうしてビットコインキャッシュは、ビットコインに負けているのでしょうか。

それには、理由が2つあります。


一つ目は、「資金力が違う」からです。


もともとオリジナルだったビットコイン。

そこから派生した新参者のビットコインキャッシュの方が資金力があるわけがないですね。


例えるなら、戦国自体。

2000人の軍団と2万人の軍団。

力攻めで来られたら、2000人が正攻法で敵うわけがありません。





そして二つ目の理由が、「人気がある」からです。

ビットコインキャッシュが理念的にも、機能的にもビットコインよりも優れているといっても、歴史的にも「優れている」ものが必ず勝つわけではありません。

「優れている」ものよりも、「普及したもの」が勝つという市場原理があります。

あんなに不便な「楽天」というECモールが、日本一であることからもわかりますね。


つまり、ビットコインは、今ビットコインキャッシュよりも市場規模が大きいから、勝っているのです。


反対に言えば、この2つ以外にビットコインの価値は残っていません。



だからこそ、ビットコイン側は「資金力」を武器に、圧倒的に「普及させる」ことでビットコインキャッシュを潰そうとしているのです。


一般の投資家は、そんな機能面などは意識しません。

そんな一般投資家の「人気」を集める方法は何か。


それは、「値上がりを続ける」ことです。

そして、「ライバルの値を下げて人気を下げる」ことです。

だからこそ、ビットコインは、ビットコインキャッシュを狙い撃ちにして、売りを続けてビットコインの値を釣り上げて、今の上昇相場を「無理やり」継続しているのです。




これだけを聞くと、ビットコインキャッシュには勝ち目がないようにも思います。


しかし、こういうときは歴史から学んでみましょう。


こんな兵力差でも、少数派でありながら優れた能力で、大軍団を破ってしまった戦がありましたね。

そう、桶狭間の合戦。厳島の合戦。

革新的な織田家と、広大な版図を気付いて慢心していた今川家。

同じく土豪上がりの毛利家と、同じく広大な版図を築いた大内家の戦いです。

やはり、歴史的には、能力に大きな差があれば、優れた方が勝つものなのです。



しかし、彼らは何も正面からぶつかって勝った訳ではありません。

どうやって勝ったか。

それは、「策」ですね。


だから今は、力勝負では敵わないと悟っているビットコインキャッシュ側が耐えに耐えている状況です。

力押しに力で返していれば、負けるのは当然です。

だから、「策」を用意して、「機」を待っているのです。



その「策」とは何か。

それを理解するは、先ほどビットコイン側の「攻撃」の本質を理解してみましょう。


先ほど、ビットコイン側がビットコインキャッシュを売り浴びせている、とお話をしました。

それでは、その資金はどこから来ているのか??

売り浴びせるために、ビットコインを売ってビットコインキャッシュを勝って、一斉に売っている?



違いますね。

忘れがちですが、ビットコインキャッシュは、ビットコインから分裂した通貨です。

ビットコインを持っていた人は、もれなくもらえた通貨。



そう、ビットコイン側の人間も、大量のビットコインキャッシュを持っているのです。

その保有しているビットコインキャッシュを売って、ビットコインを買っているのです。

だからこそ、ビットコインキャッシュの値が下がり、ビットコインの価格が上がり続けているのです。



先日、ビットコインキャッシュ否定派の某取引所が、ビットコインキャッシュを売って、ビットコインにしてユーザーに還元すると発表をしましたね。

そのようなことが、ビットコイン派の間で広がっているのです。



ここで、もう一つ疑問が。

ビットコインキャッシュが売られているなら、今どうしてビットコインキャッシュは大幅に下がらないのか?

大量に売り浴びせられているのであれば、もっと下がらなくてはおかしいですよね。



これこそが、ビットコインキャッシュの強さ。

つまり、ビットコイン派の大量の攻撃の裏で、少しずつ、一般投資家がビットコインキャッシュに移動しているのです。

どんな馬鹿でも、上がり続けるチャートがないことくらい、投資をする人なら知っています。


誰もがビットコインがいつか暴落することを知っている。

でも、まだ甘い蜜を吸っていたい。。

だからこそ、「少しずつ」ビットコインキャッシュに移動をして、利益を確保しつつ、将来への投資を進めているのです。



つまり、このような攻撃を受けながら「下がっていない」ことは、ビットコインキャッシュが確実に成長している証でもあるのです。




もちろんビットコインキャッシュ側の人間が、大幅な下落をしないように買い支えていることも事実です。

前述の通り、ビットコインキャッシュは分裂した通貨。

ビットコインキャッシュ側の人間も、ビットコインを持っているからです。



それならビットコインキャッシュ側も負けじと攻撃をすれば、ビットコインの成長を止められるのでは?

そう思いがちですね。

しかし、それは力攻めに対して力攻めをしている、「負ける」戦い方です。

資金力で戦っては、こちらが先に資金が尽きてしまいます。

かといって、下げすぎてはビットコインキャッシュの「人気」が地に落ちてしまう。

だからこそ、「下がりすぎない程度」に、買い支えているのです。



だって、焦る必要はありません。

むしろ、ビットコインの価値が上がり続けることは、それを保有しているビットコインキャッシュ側の資金が増えることでもあるのです。

「機」が来るまで、じっくりと待っているのです。





ここまで言えば、おわかりの方もいると思いますね。

つまり、「いつかはビットコイン側のビットコインキャッシュが尽きる」のです。

その、ビットコイン側のビットコインキャッシュが尽きたタイミングで、ビットコインに上がる理由がありません。

するとどうなるか。

ビットコインの上昇は止まります。



そして、ビットコイン側の売り浴びせがなくなったビットコインキャッシュは、値上がりを始めます。

すると、ビットコインの値上がりに期待しなくなった投資家が、ビットコインキャッシュに移動し始めます。

そして、その勢いは加速し、ビットコインは瞬く間にビットコインキャッシュに流れるでしょう。

そうなると、「人気」がなくなりますよね。



「資金力」も「人気」もなくなったビットコインに、上がる理由はなくなります。

まして、理念的にも、機能的にも優れているのはビットコインキャッシュ。

さらにこのタイミングで、ビットコインキャッシュ側が温存していたたっぷりと値上がったビットコインをビットコインキャッシュにドサッと変えます。

ここで、流れが一気に傾きます。




そして、最後の疑問。

ビットコインが一般投資家の人気を集中的に集め、資金が尽きずにビットコインキャッシュ側の資金が先に尽きることもあるのでは?

ということですね。



この可能性は当然ありますし、これこそがビットコイン側がパワープレーをしている目的でもあります。

しかし、この答えは、「マイナー」です。



ご存知の通り、Jihan Woo氏をはじめ、多くのマイナーがビットコインキャッシュを支持しているということです。

「採掘」をする人間がビットコインもビットコインキャッシュを生み続けているのですから、こちら側が資金が尽きるということは結構考えにくいのです。

そして、マイニングを既に開始しているされる日本の大企業グループSBIもビットコインキャッシュを支持しており、これからもビットコインキャッシュの支持者は拡大していきます。



ここまでお話すると、ビットコインキャッシュが来年取って代わることが、現実味を帯びてきませんでしょうか?





このように、今はビットコインがとても優勢ですが、この背景にはこのような力学が働いているのです。

ビットコインが疲弊しながら価格を釣り上げ、ビットコインキャッシュが耐えている。

そして、価格が全然下がらない様子を見て、ビットコイン側は焦っていることと思います。




そして最後の決定的要素。

ビットコインキャッシュは、理念や機能を信じて支持している層が集まっていますが、今のビットコインには「儲けたい」人が集まっているということです。

投資家にメリットのない、頻繁にエゴな分裂を繰り返すコアエンジニア。

イナゴのように売買を繰り返す投資家。



つまり、今のビットコインにはファンはおらず「儲かる」から集まった人たちになってしまったのです。

悲しいかな、今のように猛烈な値上がりで人気を集めているのですから、そのような人が集まって当然です。

だからこそ、今は「ビットコインいいぜ~!」と言っている人も、流れが変われば喜んでビットコインキャッシュに移ってきます。

そもそもビットコインに愛着はないですから、「BTC利確して、BCHでウマウマ」などとコロリと姿勢が変わるでしょう。

その時のスピードは、想像するだけで恐ろしいですね。。




ただ、短期的にはもうしばらくはビットコインの売り浴びせが続くと思います。

もしかしたら、140万円くらいはいくかもしれませんね。。

それくらいの勢いです。



ですので「儲けたい」のであれば、もう少しビットコインで稼いでから、ビットコインキャッシュに移るのが、一番儲かると思います。

ただ、ビットコインが年内100万円が夢物語とも言われている中、11月で120万円を達成してしまったように。

このタイミングはいつくるか分かりません。

なにより、スピードが早すぎですからね。。


せっかく、ビットコインキャッシュを保有しているのに、今手放して暴騰の機会を逃すのは、あまり利口な行動とは思えません。




何より、「投資」の本質は、「応援したい」といったサービスがあって、自らのお金を持って応援して、成功の暁には見返りをもらえるというもの。

それなのに、最近はセコセコとお金を拾いにいく投機のお話ばかりで、げんなりすることも事実。


できれば、自分の考えを100%信じて、強欲になりすぎずどっしりと機を待つような投資スタイルが増えていけばいいなと考えています。




以上がビットコインキャッシュが既に勝っていると考える理由です。

もちろん未来は分かりませんので、豪快に外してしまうかもしれませんが、何かの参考になれば幸いです。


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2017年11月24日金曜日

ローリスク・ノーリターン。投資はもっとどっしりと。

ビットコインキャッシュが、高騰して再び存在感を見せましたね。

一時17万円まで上がり、少し下がり、今度は19万まで上がり、一時16万円台まで下がり。

高騰すれば、やや戻るのは当たり前。

そうやって、上げては下げてを繰り返して、徐々に上がっていく。

相場の上昇とは、そういうものです。



しかし、ほんの超短期間で下がった間にも、Twitterを見ていると、

「やはりBCHだめだー」

「危ない危ない。利確利確」

といったような、ちょっとした上下でオタついてしまう人が多いこと多いこと。


FXなどで、レバレッジを目一杯きかせている超短期売買の人ならさておき、普通に購入している人に


投資は、取引回数が多かれば多くなるほど、勝率が下がるというのは鉄則です。

そして、ローリスク・"ノー"リターン、というのも鉄則です。


超短期ですでに飛び乗ったり飛び降りたり。

これは、リスクをとことん避ける逃げの姿勢ですよね。

このような取引で、薄い利益をコツコツ重ねることができるかもしれませんが、売買に使う時間もコツコツ積もり積もっているんですよね。


間違いなく一つ言えることは、ちょっとした高騰ですぐに利確してしまう人が、大きな成功を掴むことはありません。

何故なら、どこかのタイミングで、大暴騰だって少し上がった時点で売ってしまうからです。


反対に、薄く重ねた利益なんて、一回の暴落で吹き飛んでしまいます。

いつものように慣れたように、ちょい上がりの利確を続けていると、いつかのタイミングで大暴落の前で手を出してしまうこともあるからです。


そのような臆病な姿勢であれば、いつかは火傷しますし、火傷をしなかったとしても心身を消耗して、時間も大量に消費して、お小遣い程度の利益になってしまうからです。


せっかくなら、もっと思いっきりどっしりと構えませんか。

2017年11月22日水曜日

FIAT(フィアット)って何? -仮想通貨(ビットコイン)用語解説


仮想通貨の投資の差異、FIATという言葉が出てきますね。

「今は、ビットコインもビットコインキャッシュも、他のアルトコインも信用が落ちてきているからFIATに逃げよう」

といったように。



ビットコイン投資になれていない方は「新手のアルトコイン?」と思ってしまうかもしれません。



ただ、この言葉の意味はとってもシンプルで「法定通貨」という意味です。

ドルやユーロ、円といった、いわゆる普通の「通貨」ですね。



もともとは「Fiat Money」「 Fiat Currency」という法定紙幣を意味する英語が略されたものですね。


なぜ、このような回りくどい専門用語で呼ぶのかというと、ビットコインは海外取引所などを多く使うユーザーも多く、その場合円換算で考える人もいればドル換算で考える人もいます。

なので「円に変えた」「ドルに変えた」といった表現では、意味が限定的すぎて、円もドルも包括した呼び方で言いたいですね。


でも、この包括した呼び名が意外と難しく「現金」と表現しても、取引所内に円で換金しても、それは「現金」ではないですよね。。

「お金」と表現しても、そもそも仮想通貨自体もお金のはず。(少なくとも投資している人は「お金」と考えている)


一番明快なのは「法定通貨」と呼ぶのがいいと思うのですが、それでは少し固い印象ですね。


ですので、「FIAT(フィアット)」といった海外でも通用するような、また文字も入力しやすく話しやすい、といったところで呼ばれているのでしょう。


よって、「FIAT(フィアット)」と話す人がいれば、それは「法定通貨」を意味する言葉であると理解しておきましょう!








2017年11月20日月曜日

いずれにせよ、BTCとBCHの価格差は開きすぎている。

ビットコインが盛り返し、ビットコインキャッシュが下げるところから今週が始まりました。

筆者はBCH保有派ですので、まだ上がってほしくないといいながら、いざ弱気なところをみると微妙な、気持ち的な矛盾と葛藤しています。
(売買スタンスには一切影響ありません。)


ただ、相変わらず「これで、ビットコインの勝利に決まった」「ビットコインキャッシュ終了だな」といった意見が多く、世論は成長していないなと感じます。

筆者は、今後もビットコインもビットコインキャッシュもお互いを保管し合う共存関係になると考えています。

どんなインフラもバックアップがなければ怖いもの。



世の中の価値の形だって、法定通貨や金などの、「異なる価値の保存方法」があり。

法定通貨だって、円やドル、ユーロのような「根本的な異なる通貨」が共存しており。

同じ法定通貨の中だって、現金や銀行預金、国債、貸付金など「通貨の持ち方」があります。



ビットコインという「仮想通貨」という存在が、今後世界の中でどのような存在になるかは誰も分かりませんが、それでもビットコインという「たった一つの種類」しか存在しないということ。
経済の原理としてもリスクという面でも、どう考えってありえないと思います。

仮想通貨という世界が成熟するにつれ、複雑になり、その中でも「仮想通貨の種類」が生まれるはずです。


その中で、ビットコインとビットコインキャッシュは、通貨と金(Gold)のような関係になるのか、ドルとユーロのような関係になるのか、現金と銀行預金のような関係になるのかは分かりません。
しかし、「同等の価値のあるもの」として共存していくことは間違いありません。

何故なら、すでにビットコインが下がれば、ビットコインキャッシュが上がる、といったドルとユーロのようなお互いに影響し合うだけの存在になっているからです。

もちろん、ビットコインを側から見れば「ビットコインに影響される主体性がないもの」と切り捨てた見方ができますが、冷静に両者をフェアに見ると、ビットコインが弱った時の「価値のバックアップ」として機能しているのです。
つまり、すでにビットコインキャッシュは、「ビットコインの価値を支える存在」なのです。

これを、「ビットコインとビットコインキャッシュの戦い」と捉えることは、「現金と金(Gold)の戦い」と言っているようなもので意味がありません。



重ねてになりますが、筆者はビットコインキャッシュが覇権を握る、と考えているわけではなく、同価値に近づいていく、と考えているのです。

何故なら、仮想通貨全体の価値を保つための、相互に保管し合う関係であるからです。


ビットコインが下がると、現金に流れるのでは、暗号通貨市場が安定しません。
それが、ビットコインが下がるとビットコインキャッシュが上がるのであれば、暗号通貨市場の価値は保たれます。

従って、ビットコインの敵はビットコインキャッシュといった「身内」ではなく、「既存のムダの多い通貨システム」だからです。



以上を踏まえればおわかりの通り、ビットコインとビットコインキャッシュは同じ価値として存在していくはず。
それを考えると、ビットコインとビットコインキャッシュの価格差に8倍近い差がある今の状況は、どう考えても偏りすぎている。

つまり、これからじわりじわりと近づいていくはずなのです。
何度もしつこいですが、「逆転する」のではなく「近づいていく」のです。

私は、この2つの仮想通貨が同価値になったとき、仮想通貨全体の価格は安定し、市場が健全化に近づいていくと考えています。


つまり、どういうことか。
ビットコインの価値よりもビットコインキャッシュの方が、成長率が高いので、投資先としてはビットコインキャッシュを選択しているのです。



しかし、かといってビットコインキャッシュの早期での逆転は望みません。
なぜなら、今の段階で、「覇権争い」といった認識で捉えられている中では、早期の逆転は「ビットコインの暴落」を生むからです。

わずか短期間で、ビットコインキャッシュが5倍ほどになり、ビットコインの価値が半減する。

こうなっては、「仮想通貨業界怖い」と誤解を生み、新しいお金が入ってこなくなってしまいます。
それは、仮想通貨という全体を考えた場合に、大きな損失です。

できれば、ゆっくりと両方とも上がっていって、ビットコインキャッシュの伸び率が上回って同価値に近づいていく流れが理想です。


ですので、「暴騰」「ナイアガラ」に期待せずに、ゆっくりとしたスタンスで投資を売買をしてほしいと「願って」います。
※無理だと思うので、あくまで願望です。



このような理由から、ビットコインは暴落のリスクはあるものの、伸び幅の期待値は高くありません。
反対に、ビットコインキャッシュには暴落の理由がなく、伸び幅が大きいのです。

それが、ビットコインキャッシュへの投資を進める理由です。

焦らず、じっくり、少しずつ枚数を増やしていけば、恐らく失敗の可能性は限りなく低いのではと思います。

2017年11月18日土曜日

すぐ利確する層は、ビットコインキャッシュを買わないでほしい。

ビットコインキャッシュが、上げてきました。

一時15万円を突破するも、今のところ14万円前後で落ち着きつつあります。

おそらく、これ以上上がらないと見切った層が売りに転じて、13万5000円くらいで着地するのではと思います。


なかなか登りきらないですが、でも急騰は逆にリスキー。

このペースで1日少しずつ焦らずに上がってほしいと思います。



ゆっくり上がってほしいので、いいのですが、ただそもそも1万円上がっただけで売るような層は、ビットコインキャッシュには手を出さないでほしいですね。。

車線変更を繰り返して、結果渋滞を作り出して「道路」を機能不全にしてしまうのと同じく、非常に迷惑な存在です。

自分は、速く進んでいる気になっていても、ずっと同じ車線にいるのと対して変わりはしないです。


車線変更をして、反対にもともといた方が速く進むこともあるでしょう。

これと全く同じ理屈で、勝つときもあれば負けるときもあり、動いても動かなくても同じなんですよね。


それに、「取引回数が多いほど、勝率が下がる」というのは投資の世界の鉄則です。

細かく小銭を稼いだとしても、結局負けてしまうか、小さな勝ちしか掴めません。


また、パッパとせっそうのない投機は、毎日多大な時間を使っているということです。

投資の本質は、自分の時間を使わないで、お金が勝手にお金を稼いでくれるところ。

なのに、毎日情報をチェックして、取引をしていては、結局「時間」というリソースを使っているので、「ビットコイン」の機会損失はしていないかもしれませんが、「ビット以外」の機会損失はしているのですよね。


そんな小銭稼ぎのトレードなら、する必要はないでしょう。


2017年11月17日金曜日

ビットコインキャッシュ(BCH)が、長期的には必ず上がる理由


ビットコインキャッシュが、祭りのあとからなかなか上がりきらずに燻っていますね。

これを機に、そろそろ損切りを考える人が増えてきて、さらにジリ貧になるという傾向が顕著に現れています。


「もうビットコインキャッシュは終わった」

「やっぱり、ビットコイン一強だ」


そんな声が聞こえてきますが、本当にそうでしょうか。

筆者は、そんな狼狽気味なホールダーに強く言いたいことがあります。

それは、「ビットコインキャッシュは、黙って持っておけ」と。


25万円で掴んでしまった?

そんなの関係ありません。一度あのレベルまで上昇したのですから、時間はかかるかもしれませんが、必ず戻ります。


もちろん、短期トレードが目的ならその限りではありません。

恐らく、短期で暴騰の時期に戻るのはもっと先でしょう。

その間を「機会損失」だと言って、損切りして短期トレードをするのも、一つの戦略です。



ただ、一つ言えるのは、今のビットコインの右肩上がりの裏で、確実に再びビットコインキャッシュに動く力が眠っています。

投資者は「儲ける」ために資金を運用しています。
ビットコインが80万を超えているということは、それだけ「伸び率」は鈍化していきます。

反対に、ビットコインキャッシュがどんどんジリジリと減っていくことは、「伸び率」が広がっていくということです。


その差がギリギリまで開くところを見ているのです。

そこで「ここだ!」というタイミングで、必ず資金の大移動を始めます。

すると、一般投資家は、ビットコインキャッシュ祭りのトラウマが残っているので、慌てて売りまくることになります。


そして、祭りの記憶から、資金はビットコインキャッシュに移すでしょう。

なぜなら、ビットコインとビットコインキャッシュは、反比例の関係にあると多くの人の脳裏に焼き付いているからです。
※法定通貨に変える人も前回より増えると思います。



すると、何が起きるか。

ビットコインの恐ろしいまでの大暴落。

ただ、今回のビットコインの復活劇で、たくましさは感じているので、60万円台まではさすがに戻ることはないと思いますが、それでも10万円以上は落ちるでしょう。

そして、市場規模の小さいビットコインキャッシュは、再び上昇します。




すると、どうなるか。

今度は、「ビットコイン怖いな…上がっても急落するじゃん」「ビットコインキャッシュ、下がっても結局上がるよな」

そのように世論が変わってきます。



そして、まだ発動されていないロジャー砲。

次の大移動時にとうとう発射されるのではと言われています。



…と、これは当然ながら「予想」です。

しかし、この話が嘘となるには、「ビットコインキャッシュがオワコン」になって「ビットコインが王者」になるという未来です。

そんなことが、本当にありえるでしょうか?


ここは、具体的な理由によって説明できます。

それは、今は上がっているビットコインですが、「ビットコインが騰がる理由がない」のに上がっているということ。

ビットコインは、segwit2xを回避しましたが、結局容量の問題は解決できていないのです。

そして、取引が集中するごとに詰まってしまう、「根本的な課題」が解決できていないのです。




●ビットコインキャッシュが下がる理由がない

ビットコインキャッシュが下がっている理由は明白です。
それは、前回の祭りの影響で、「信用を失っている」ことです。

前回、仕手の影響で、馬鹿極まりない動きをしました。
夢を感じた反面、一瞬で資産が半分になるという恐慌とも呼べるチャートを形成したのです。

このトラウマは恐ろしいものがあります。
誰もが、ビットコインキャッシュは上がっても下がると骨身に刻み込んでおり、少し上がればすぐに利確してしまいます。

その結果、騰がらない。
すると、騰がらないことに失望した人が見切っていく。

少なくとも、見切り人より見切らない人が増えることはありません。
即ち、下がって当たり前なのです。


しかし、冷静に考えて下さい。
ビットコインには上がる理由がない一方、ビットコインキャッシュは本来上がる材料しかないのです。

まず、性能面でビットコインキャッシュはビットコインよりも優れています。
すぐに詰まってしまう技術的な問題が残っているビットコインに対して、ビットコインキャッシュはすでにブロックサイズを8倍にもすることで既に解決しています。

そして、さらには、ビットコインを支持している人々の壮大さ。
ビットコインの覇者であるジハン・ウー氏をはじめ、投資王のロジャー氏、イーサリアム創設者の ヴィタリック氏。

日本では、天下のSBIグループが支持をしてマイニングも行っているのです。

これだけの支持層がいながら、ビットコインは上がり続け、ビットコインキャシュが下がり続けるでしょうか?
常識を考えれば、ありえません。

少なくとも、2つの通貨の距離は、近づいていくことが自然です。



●「祭り」の戦利品は、第二の通貨というイメージを勝ち取ったこと

そして、多くの方が勘違いをしているのが、そもそも超短期間で諦めすぎ、ということです。
ビットコインキャッシュが今回の暴騰を勝ち取るまでにかかった期間は3ヶ月です。

ビットコインだって、まさか数日で2倍にも成長したこともありません。
そもそも、数日であれだけ動いたことが「超例外」なのです。
なので、数日であれだけ動いたから、数日で戻るとは、都合が良すぎる話でもあります。


そして、今回のBCH祭りで勝ち取ったのは、「価格の高騰」ではありません。
もちろん、価格が高騰したことも重要なのですが、もっと重要なことは「ビットコインキャッシュが上がると、ビットコインがが下がる」
といった事実を作ったことです。

これにより「ビットコインキャッシュは、ビットコインの代わりになるかもしれない」
という意識が、全ユーザーに刷り込まれました。
これこそが、今回の祭りの戦利品です。

「意識」というものは、思いの外重要です。
今までは、ビットコインが下がっても、「イーサかな」「リップルかな」「リスクかな」
と分散していましたが、最初に「ビットコインキャッシュ」が思い浮かぶはずです。

何故なら、ビットコインが下がったら上がる、という「事例」があるのですから。
そして、30万円まで騰がった、という「実績」がアンカーとなって、再びそこまで昇る指標となるのです。

おそらくこのような動きを繰り返して、ビットコインとビットコインキャッシュの
価格の差は縮まっていきます。

そして、その差が誓い付いた時、一気に入れ替わる可能性を秘めているのです。



●ビットコインキャッシュの不安材料は、暴落のトラウマだけ

だからこそ、今回の祭りを作り出した仕手師は許せないのです。
なぜなら、ビットコインキャッシュ停滞の理由は「トラウマ」しかないのですから。

もっとゆっくりでも成長していくはずだったものが、あの値動きによって信用を
失ってしまったのです。

短期的にも自らの投資先の信用を落とす投資をするなんて、投資のプロとは
思えず、おそらく成金連中ではないかと思います。

失った信用は、短時間で回復するわけがありません。
自分の身の回りにいる人に対する信頼が、急に回復しないことと同じです。

しかし、時間が立てば、回復します。
その間、堅実なチャートを着実に重ねていけば。



●そもそも仮想通貨市場自体が成長する

ここまで話すと、論理的に考えてビットコインキャッシュが「いつかは戻る」という
ことに少しは納得感を持てた方が増えたら幸いです。

しかし、しょせんは予想。
予想通りに動けば、こんな楽な話はありません。

しかし、万一というと言い過ぎですが、仮に前述のシナリオ通りにならずにビットコイン一強で成長をし続けた未来を考えたとしても、ビットコインキャッシュは騰がります。

その理由は、忘れてはいけないのが「ビットコイン市場自体が成長していく」ということです。


今年急成長したビットコイン市場ですが、10倍20倍との成長はしないと思いますが、まだまだ倍倍レベルでの成長余力は大いにあります。

マイナーも集中しており、投資の市場規模としてもあまりに小さい。
しかし、今後このようなトラブルをくぐり抜けて「そろそろ信用できそうだな」となったタイミングで
保守的なお金が動いてきます。

特に大きいのが、おそらく企業の内部留保。
おそらく、内部留保の一部をビットコインにするという企業は今後いくらでも
増えてくるでしょう。

そうすると、銀行預金なんかではありえない利率で資産運用をすることができるので、
我も我もと企業の眠ったお金が入ってくると思います。

そのお金は、資産家が大量に参入してくるようなもの。
すると、右肩上がりで高騰し続け、市場も今の何倍にもなることでしょう。

恐らくビットコインの単価も高騰して、株式分割のような形で単価の調整をするようにも思います。
そして話題になって、また資産を暗号通貨市場に動かす人が増える。

ここで初めて、ビットコインのバブルが生まれると思います。


さて、このように市場規模が大きくなっていくのに、ビットコインだけが大きくなっていくのでしょうか?
そんなわけがありませんね。

ビットコイン市場が大きくなるにつれて、必ず付随するアルトコインも増えていきます。
前述の予想が外れて、ビットコインとの価格差が縮まらなくても、投資のリスク分散という観点でも、必ずアルトコインの需要はなくなりません。
一定の比率で残り続けるはずです。

つまり、暗号通貨市場が伸びていく以上、アルトコインの価格も上がり続けるのです。

まだ生まれて3ヶ月のビットコインキャッシュが。
性能に優れたビットコインキャッシュが。
支持者の多いビットコインキャッシュが。

そんな拡大する市場の中で、今のままの価格であると思いますか?

そんな訳ありませんね。
だからこそ、ビットコインキャッシュは、この記事の予想が当たったにせよ外れたにせよ、
「上昇幅」の違いはあるにせよ、必ず騰がると考えるのです。



●マイナーの引っ越し
もし強いて、このままビットコインキャッシュに投資した資金が溶ける可能性がある怖いシナリオとすれば。
ビットコインが再びハードフォークをして、ビットコインキャッシュよりも優秀なアルトコインが生まれるということ。

そして、その通貨があまりに優秀で、ジハン氏をはじめこれまでビットコインキャッシュを支持してきたマイナーが総引っ越しをする場合です。
マイナーが権力を握っている今の暗号通貨を考えると、この可能性は完全に否定することはできません。

ただ、さすがにマイナーもそんな阿呆なことはしないのではというのが、私の意見です。

すでに大量のビットコインキャッシュを持っている人たちが、わざわざもう一度0から新しい暗号通貨を育てることを考えるとは思いにくいですが。
万一そうなったときはビットコインキャッシュは紙くず(紙はないですが)になります。

ただ、そうなるとどうなるか。
恐らく、新しく分裂したコインなんてなくなってしまうのだから、怖い。
買えたもんではない。
すると、その新しいアルトコインも高騰はしれていると思うのです。

何より、投資家のマイナーに対する信用は地に落ちます。

そして、人々はそんなマイナーと付き合っていられないと、市場から逃げるはずです。
そうなっては、暗号通貨市場自体が縮小して、結果的にコア開発者やマイナーの資産を減らすことに繋がります。

このような素晴らしい技術を扱う人たちが、こんな簡単な流れを読めないとは思えません。

この点でも、ビットコインキャッシュは第一のキャズムを超えており、マイナーが見切るような通貨を卒業していると思うのです。



●ビットコイン(暗号通貨)自体が崩壊する

もう一つビットコインキャッシュが騰がらない可能性は、ビットコインキャッシュ単体の崩壊ではなく、暗号通貨全体が崩壊するというものです。
そもそも暗号通貨は、「将来の決済手段」として可能性があるため、投資対象として魅力的であり、資金が集まっているのです。

しかし、ビットコインが急激に有名になってしまい、「決算手段」よりも「値動きの激しさ」に魅力を感じて人が集まってきています。
今では「投機商品」だけが、ビットコインをはじめ暗号通貨の本質になりつつあるのです。

ビットコインキャッシュ祭りが、その大きな例です。

そもそも「決済手段」であるためには、処理が詰まったり、値動きが激しかったりすれば「とてもじゃないけど、使えない」のです。
なので、「値動きが激しい」ということは、「暗号通貨自体の価値を下げている」ということでもあるのです。

つまり、投機熱が高まって、「爆上げまだー?」「ナイアガラだ、逃げろー」といった考えは、暗号通貨全体の価値を下げる考え方です。
結果的に、自らが資産価値を下げていることと同じです。

単純な投機商品でよければ、FXで十分なのです。
現在の暗号通貨は、チンチロリンと同じで、みんなで賭け金を出しあって博打を楽しんでいる状態とほぼ同じなのです。

そうなるとどうなるか。

博打要素が強くなると、そもそもせっかくのブロックチェーンという技術が「超高性能チンチロリン」で留まってしまい、世の中の期待感が薄まります。
すると期待感が薄れ、将来性といった本質的な価値に投資していた人が抜けていきます。

その先にあるのは、オンラインカジノと化したビットコインです。
「将来の決済手段」が水泡と帰してしまうのです。

そうなる可能性も実は大いにあると考え、それもビットコインキャッシュが騰がらない理由になります。



●超短期投資は、長期的に資産を減らしている

そのため、超短期的なチャートに惑わされて売買を繰り返す、という行為は、
結果的に自らの資産を減らしていることでもあると思います。

何故ならそのような投資者ばかりだと、チャートが安定せずにまともな
投資者が市場に入るのを躊躇し、成長が鈍化してしまうことです。

誰もが「俺だけなら大丈夫」と考えてカチカチと超短期売買を続けますが、
高速道路で皆が車線変更を繰り返すと大渋滞になって、結局全体として道路が
機能しなくなるとの同じように。

ですので、超短期投資は、ほどほどにという考えが今の投資者には必要では
ないかと思います。



●一番避けなければならないのが、損切りをして高騰を逃すこと

さて、話は戻ります。

とはいいながらも、ビットコインキャッシュが、「祭り」の頃の価格に戻るには
まだまだ時間がかかると考えています。

早くても数ヶ月、半年くらいはかかるのではないでしょうか。
理由は、「トラウマ」という心理的な問題はなかなか短期間で回復するものでは
ないと考えているからです。

この間に、ビットコインキャッシュは、地道にポジティブな要素を貯めていって
ほしいと考えています。



ですので、今は一旦損切りをして、復活するまでの間に、他の通貨で資金を
増やす、という選択肢は別にアリだとは思います。

これだけ値動きが激しいビットコインですから、この間に負け分を取り返し、
大きく利益を上げる可能性も、大いにあると考えるからです。


しかし、話しを戻すと、「ビットコインは下がって然るべき」な状況で、
「ビットコインキャッシュは騰がって然るべき」な状況で、いつ反転するかは
分かりません。

今ビットコインキャッシュを見限るということは、ビットコインで運用を
する人がほとんどでしょう。
そこで、またビットコインの下落に捕まってしまう可能性は、とても高いと
思うのです。

また、新たな売買の間に、ビットコインキャッシュの高騰を逃してしまう
ことも可能性もとても高いです。
※数ヶ月と予想しましたが、すぐ来るかもしれませんし、「いつ」かは誰も
 わかりません。


ですので、「確実」に資産を減らすことを避けるのであれば、ここはグッと
我慢して、年単位で考える胆力が必要だと思うのです。

そうすれば、恐らく、元々の資産よりは増やすことはできているでしょう。

何故なら、暗号通貨への投資で、長期保有で損をした人は、
一人もいないのですから。


惑わされるな!ビットコインキャッシュは、今は「下がれば下がるほど」良い。


ビットコインが90万円を突破して、ビットコインキャッシュは10万円を切りました。

「いよいよ、ビットコインキャッシュも終わりか~」

そう思って、損切りをしてしまう人も増えてきているかもしれません。


しかし、勘違いしてはいけません。

ビットコインキャッシュに張っている人は、実は今の値動きはとても嬉しいことなのです。

だって、こんな安値で買い足せるのです。



どう考えたって、今のビットコインキャッシュは「安すぎ」です。

そして、ビットコインは「高すぎ」です。


トレードというもの、上昇曲線が続くことはありえず、下降曲線が続くこともありえません。

近々、局面が変わります。



最近の値動きの活発さで、今日明日と考えてしまう人もいるかもしれませんが、落ち着いて。

今日かも、1ヶ月後かもしれませんが、必ず局面は変わります。


今、ビットコインキャッシュを売って、ビットコインに流すという。

これって、前回の祭りでビットコインキャッシュを買ったときと同じではないですか?

今は黙って待ちましょう。



ここからさらに6万円になったって、我慢するのです。

そして、できるだけ失っても大丈夫なレベルまでビットコインキャッシュを買い足すのです。


避けるべきは、ここで売って、いつ来るかもわかからない局面の変化を逃すことです。

それこそ、取り返しのつかないダメージになってしまいます。



なぜなら、次の局面変化は、前回以上の変化となるわけです。

よく考えて下さい。

前回のビットコイン戦争の時より、ビットコインの価格は上がっています。


そして、ビットコインが下がると、ビットコインキャシュが上がる、という相関をみんな実例として知っています。

つまり、ビットコインが下降トレンドに入ると、大口から順番にビットコインキャッシュに流れ、それがスイッチに大きなうねりとなって一般人も流れます。

前回よりも価値の上がったビットコインの資金が、ビットコインキャッシュに流れ込むのです。


前回よりも多くの資金が流れ込むのですから、当然前回の最高値を更新します。

だって、ビットコインキャッシュの市場規模は、ビットコインの今の値が示す通り、とても小さなものです。

そこに大きな資金が集中的に流れたら…、2倍3倍となって当然です。



ビットコインは、今となっては上がったとしてもプラス10%。

100万円を投じたとしても、たかだか10万円です。

今回受けた火傷を癒やすには、心もとなさ過ぎます。



一方で、ビットコインは、今下がれば下がるほど、上昇した時の倍率は高まります。

だから今することは、短期的に悲観することではなく、冷静にビットコインキャッシュがあがる合理的な理由に自信を持って握り続けることです。

そして、できるだけ、買い足すということです。

だって、最高30万円を記録した時に1枚しか買えなかったものが、3枚も買えるんですよ。

それも、次の高騰が約束されている硬い通貨が。


だから、ビットコインキャッシュは、今は下がった方が実は嬉しいのです。

買い足して、買い足して、買い足し続けていれば、いつかは反転します。

なぜなら、


この記事でも書いた通り、ビットコインキャッシュに騰がらない理由がないからです。





ちなみに、こう言うと、「ビットコインキャッシュを売らせたくないのに必死!笑」みたいな意見と思われがちですが、
筆者個人としては、迷っている方は「売ってもらった方が嬉しい」です。

何故なら、大口投資家は、今ビットコインを買っています。

そして、ビットコインキャッシュが限界まで下がり、ビットコインが限界まで上がることを待っているのです。

だって、ビットコインとビットコインキャッシュの差が大きいほど、反転した時の倍率が変わるのですから。

その限界値を、息を潜ませて待っているのです。



現在、ビットコインの相場は、大口ホルダーが握っています。

大口が動くだけで、一気に流れが変わるのです。

そして、その大口がいつ動くかなんて分かりません。

わからないからこそ、今動いて、その機会を逃すことは、こんなビットコインキャッシュが安い今、筆者は絶対にしません。



だから、早く一般投資家が手放せば手放すほど、早く値段が下がります。

その結果、早く大口投資家が転換する日が早まるのです。



ですので、どうぞ売って下さい。

もし自分なら、絶対にしないことですが。